引き渡し前の施主検査で見るべきポイント

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注文住宅の完成が近づくと行われるのが「施主検査(完成立会い)」です。施主検査は、引き渡し前に建物の仕上がりや設備の動作を確認し、気になる点があれば補修や調整を依頼できる大切な機会です。

今回は、施主検査で確認しておきたいポイントをわかりやすくご紹介します。

施主検査とは?

施主検査とは、住宅会社から建物の完成報告を受けた後、施主自身が建物を確認する工程です。

図面や打ち合わせ内容どおりに施工されているか、傷や不具合がないかをチェックし、必要に応じて是正を依頼します。

当日はメモ帳やスマートフォンを持参し、気になる箇所は写真に残しておくと安心です。


1. 壁・床・天井の傷や汚れ

まずは室内全体を見渡し、仕上がりを確認しましょう。

チェックポイント

  • クロスの破れや浮き
  • 壁や天井の汚れ
  • 床の傷やへこみ
  • 巾木や見切り材の隙間
  • コーキングの仕上がり

自然光だけでなく照明を点けた状態でも確認すると見つけやすくなります。


2. 建具の開閉状態

毎日使うドアや引き戸は必ず動作確認を行いましょう。

チェックポイント

  • ドアがスムーズに開閉するか
  • 引き戸の動きが重くないか
  • 鍵の施錠・解錠が問題ないか
  • ドアストッパーが正しく機能するか
  • 建具に傷や反りがないか

実際にすべて開閉して確認することが大切です。


3. 設備機器の動作確認

住宅設備は説明を受けながら一緒に確認しましょう。

チェックポイント

  • キッチンの換気扇
  • IH・ガスコンロ
  • 食洗機
  • 給湯器
  • 浴室乾燥機
  • インターホン
  • エアコンや換気設備

スイッチを入れて正常に動くか確認しておくと安心です。


4. 照明・スイッチ・コンセント

意外と見落としやすいポイントです。

チェックポイント

  • 全ての照明が点灯するか
  • スイッチの位置が図面どおりか
  • 三路スイッチが正常に動作するか
  • コンセントの位置や数に間違いがないか
  • LAN端子やテレビ配線の位置

家具配置をイメージしながら確認すると使い勝手もチェックできます。


5. 水回りの確認

漏水や排水不良がないかを確認します。

チェックポイント

  • キッチンの水栓
  • 洗面台の給排水
  • トイレの洗浄機能
  • 浴室シャワー
  • 排水の流れ
  • 水漏れや異音の有無

実際に水を流して確認することが重要です。


6. 窓・サッシの確認

窓は断熱性や気密性にも関わる重要な部分です。

チェックポイント

  • スムーズに開閉できるか
  • 鍵が確実に閉まるか
  • ガラスに傷がないか
  • 網戸の動作
  • サッシ周辺の隙間や汚れ

結露対策や防犯面にも関わるため丁寧に確認しましょう。


7. 鍵や防犯設備

引き渡し後の安全性に関わる項目です。

チェックポイント

  • 玄関鍵の本数
  • スマートキーの登録状況
  • 勝手口や窓の施錠確認
  • 防犯設備の操作方法

使い方の説明も受けておくと安心です。


8. 外まわり・外構の確認

建物だけでなく敷地全体も確認しましょう。

チェックポイント

  • 外壁の傷や汚れ
  • 雨樋の取り付け状態
  • 駐車場やアプローチの仕上がり
  • フェンスや門柱の施工状況
  • 境界部分の確認
  • 立水栓や外部コンセント

日中の明るい時間帯に確認するのがおすすめです。


指摘事項は遠慮せず伝えよう

施主検査は「不具合を探す場」ではなく、「安心して新生活を迎えるための最終確認」です。

気になる箇所があれば遠慮せず住宅会社に伝えましょう。多くの場合、引き渡し前に補修や調整が行われます。


まとめ

施主検査では、以下のポイントを中心に確認することが大切です。

  • 壁・床・天井の傷や汚れ
  • 建具の開閉や鍵の動作
  • 設備機器の動作確認
  • 照明・スイッチ・コンセント
  • キッチンや浴室などの水回り
  • 窓やサッシの状態
  • 鍵や防犯設備
  • 外壁や外構などの外まわり

引き渡し前の施主検査は、家づくりの最後の大切なチェックポイントです。図面や打ち合わせ内容と照らし合わせながら確認し、納得した状態で新しい暮らしをスタートさせましょう。

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