「コミコミ価格」の注文住宅で確認すべき注意点

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注文住宅を検討していると、「コミコミ価格〇〇万円」という広告をよく見かけます。
一見わかりやすく、お得に感じるかもしれませんが、“何が含まれているか”を確認しないと、契約後に予算オーバーになることも少なくありません。

家づくりで後悔しないために、「コミコミ価格」で必ず確認したいポイントを整理しておきましょう。

そもそも「コミコミ価格」とは?

「コミコミ価格」とは、建物本体価格だけでなく、一定の設備や工事費を含めた総額表示のことです。

ただし、住宅会社によって含まれる範囲は大きく異なります。

例えば、

  • 建物本体工事
  • 基礎工事
  • 標準設備(キッチン・浴室・トイレ)
  • 設計費
  • 一部申請費用

まで含む会社もあれば、
「本体工事のみ」をコミコミと表現しているケースもあります。

“コミコミ”という言葉だけで判断しないことが大切です。


後から追加になりやすい費用

① 照明・カーテン

見落としやすい代表例です。

  • 照明器具本体
  • カーテンレール
  • カーテン・ブラインド
  • 間接照明やダウンライト追加

標準仕様が最低限の場合、数十万円単位で追加になることがあります。


② 外構工事

建物価格に含まれないことが多い項目です。

例えば、

  • 駐車場コンクリート
  • カーポート
  • フェンス
  • 門柱・ポスト
  • 庭や植栽
  • アプローチ

熊本のような車社会では駐車計画が重要なため、外構費100万〜300万円程度を想定するケースもあります。


③ 地盤改良費

土地によって必要かどうかが変わるため、別途になることが一般的です。

地盤調査の結果次第では、

  • 表層改良
  • 柱状改良
  • 鋼管杭工事

などが必要になり、数十万円〜150万円以上かかることもあります。

「地盤改良費○万円まで含む」など、上限設定の有無も確認しましょう。


④ 各種申請費用

見積書に細かく書かれていない場合があります。

確認したいのは、

  • 建築確認申請
  • 長期優良住宅申請
  • ZEH申請
  • 性能評価申請
  • 住宅ローン関連書類

性能住宅ほど申請費が増える場合があります。


⑤ オプション・仕様アップ費用

標準仕様がどこまでかも重要です。

例えば、

  • 食洗機
  • タッチレス水栓
  • 高性能サッシ
  • 収納追加
  • 室内物干し
  • 宅配ボックス
  • 太陽光発電

モデルハウス仕様を見て契約したのに、実はオプションだらけだった…というケースもあります。


「標準仕様書」を必ず確認する

価格比較で最も大切なのは、総額よりも“中身”の比較です。

必ず確認したいのは、

  • どの設備メーカーか
  • グレードは何か
  • 窓性能
  • 断熱仕様
  • 換気システム
  • 保証内容
  • 点検回数

同じ価格でも、性能や保証が大きく違うことがあります。


契約前に「総額」で確認する

家づくりは、建物価格だけでは終わりません。

以下を含めた総額で確認しましょう。

  • 建物本体
  • 付帯工事
  • 外構
  • 地盤改良
  • 諸費用
  • オプション
  • 引っ越し・家具家電

「コミコミ価格が安かったのに、最終的には高くなった」という失敗を防げます。


まとめ

「コミコミ価格」は比較しやすい反面、内容を確認しないと誤解しやすい表示でもあります。

大切なのは、
“何が含まれていて、何が別途なのか”を明確にすること。

価格の安さだけで判断せず、標準仕様・保証・性能・追加費用まで含めて比較することで、納得できる家づくりにつながります。

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